マンガ

かわれて候。 あらすじと感想

どうも、鬱で死にかけていました……。

まぁ、そんなことはどうでも良いとして

大人の女性って良いですよね!

悲しいかな歳を取ったら大人の女性が自分よりも年下になってしまうのが、おじさん悲しい、悲しい……。

今回ご紹介する一冊は美大生と絵本作家と一匹の猫の生活を描く『 かわれて候。 』です。


今までLINEマンガで連載していたのですが、打ち切り?にあってしまい現在続きが見られるかどうか不安定な状態です。

絵柄的にもストーリー的にも好きなマンガだったので、今後どこかで連載してくれると良いのですが……!


  かわれて候。 について 

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かわれて候。はLINEマンガで連載されていたLINEオリジナルのマンガです。

何気にLINEで連載された初のオリジナルマンガだったりします。

物語は、美大生の日常と影を抱える1人の年上の女性と猫が中心のヒューマンドラマです。

作者はこのマンガが初連載だった白川蟻んさん。

いい感じでストーリーが盛り上がるところで、残念ながら打ち切りとなってしまったので、現在1巻までしか発売されていませんが、その優しい雰囲気の物語が展開しています。


確かに、ドコかで見たことがあるような人間関係の構図はありますが、そこはご愛嬌として。


でも、絵柄はキレイだし、登場する女の子がみんな可愛いのが小生的にはツボでしたよ!



 3行でわかる かわれて候。 

先輩から強引に家を借りることになった美大生の高屋。誰も住んでいないハズの家に住んでいたのは絵本画家の女性と一匹の猫。ウマが合わない男と女と一匹が繰り広げるストーリーとは?。

男と女がひとつ屋根の下に住んで何もないわけがない!

ええ、その通りいろいろありました。

最初はウマが合わなかったのに、いっしょに生活すると情が移るんですよねぇ……。


でもね、LINEマンガで連載されていた最終話までキスだけにとどめていた高屋くんは偉いと思うね、ボク。

だって黒髪ロン毛でお姉さん系って女性に多くの男性は弱いハズ。


しかも、たま~に弱いところを見せたり、だらしない所を隠さないって所もポイント高いっすよね。

展開はありきたりっちゃありきたり、なんですが、まぁそこを楽しめるかどうかがポイントなのではないでしょうか?


七面倒臭い男女の感情の機微があまりないのが個人的に好感が持てました!


 

 作品感想 

打ち切りになってしまったのが残念!

どうして突然終わってしまったのでしょうか……小生すっごく楽しみにしてたのに。


猫をリアルに描いているから、あんまり猫ちゃんはそこまで可愛くないですが、登場する女性は芯がしっかりしててイイ!


どこぞの少女マンガみたいにウジウジウジしてないから男性でも気兼ねなく読めちゃいます。


ただね、もっと続いていて欲しかったんですよ。

気になるところで終わっちゃった……というか終わらされた?


変なところで風呂敷広げてるから「 あれぇ? 」と思ってはいたんですが、コレは最終巻を待つしかないんじゃないでしょうか。


しかし、LINEマンガってマンガ媒体としてはどうなんでしょう?


売上と人気が見えないからアレですが、結局は他の雑誌から美味しいとこどりするしかないなら、独自コンテンツの開拓は難しそうだなぁ……。

 
 

 あなたも読んでみませんか? 

絵柄はキレイであんまり恋愛恋愛していない恋愛マンガなので、絵柄が気に入ったらとりあえず買い!


ほのぼのとしたストーリーもあるし、大学生ならではの進路などの悩みなど同年代の人なら共感しやすいんじゃないかな?

ステレオタイプのヒロイン!って女性はいないけど、しっかりとした女性が好きな人は『 飼われて候 』を呼んでみてね。



 作者について 

白川蟻ん
「アーチャーズ・カルテット」でアフタヌーン四季賞を受賞。
LINEマンガにて『 飼われて候 』を執筆。

現在の代表作は『 飼われて候 』。今後の連載に期待!

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ダンジョン飯 あらすじと感想

ども、突然ですがみなさん美味しいものは食べていますか?

小生は母親がメシマズだったおかげで、自分で料理をすることを覚え料理はプロ並みの腕前があります。

豚バラブロックを買ってきてチャーシューにしたり。
豚バラを加工してハムや燻製にしたりと金がないなりにお料理生活を楽しんでおります。


料理をしない人からすると、スゴイことかも知れませんが慣れてしまえば意外となんとかなるものです。


やっぱり人間たるもの食事は大事です。
それにどうせ食べるんだったら美味しいものが良いですよね?


それは世界が変わっても同じ!

特に生と死の間で生きている「 ダンジョン 」で戦う冒険者たちにとって栄養補給は重要。


そんなリアル(?)を追求したマンガが今回ご紹介する『 ダンジョン飯 』です。


  ダンジョン飯 について 

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ご紹介する『 ダンジョン飯 』の世界はモンスターやエルフ、ドワーフなどが登場する剣と魔法の世界。

古典ファンタジーの匂いがする作品です。

さて、ゆうきゆう先生の『 ゆうきゆうのスーパーリアルRPG 』に比べると夢がある方のリアルな冒険ものお話ですが、ここでちょっと実際にダンジョンに冒険するということを考えてみましょう。

藤岡弘、隊長よろしく冒険に出るわけですが、未知の世界に挑むのですから危険がいっぱい。

ダンジョン飯の世界でもダンジョンを攻略出来ずにたくさんの死人がでています。

魔法で生き返るけどね。


死人が魔法で生き返るのは置いといて、実際に未開の地へ冒険に行くということはかなりリスクを伴う行為です。


まず疫病やケガなどの備えはもちろんのこと、道中の食事や飲み物、着替えやテントなどもきちん整備しておかなければなりません!


それらを用意するのだって、ダタじゃないからお金がかかるし。
仲間を集めるのだって金がかかる。

人件費とかを差し引いて考えるなら、ダンジョン攻略でかなりのリターンが期待できなければ冒険は成功しない。


これは過去の大航海時代にも言えることですね。


まぁ、さすがにこういった”冒険にかかるコスト”まで考えだすとげんなりしてしまいますが、とかく冒険は金がかかる。

当然のことながら冒険者の食事はケチれない!

だってヘタをすると、そのグループの士気にまで関わるからです。

そういった意味でも食事って本当に大切。
疲労回復とか衛生的なことを考えたら、やっぱり栄養も取らなきゃね。


そういうRPGなどで見落とされがちな冒険者達の食事に焦点を当てたのが、このダンジョン飯というマンガです。

実際には実現不可能なダンジョン飯がいっぱい出てくるのも見どころです!

 3行でわかる ダンジョン飯 

妹がドラゴンに食べられてしまった!とりあえず逃げて体制を整えなければ……
でも急がないと妹を復活させることができない!でも、ダンジョンに行くには金がかかる。そうだ!お金を節約するためにモンスターを食べよう→モンスター(゚д゚)ウマー


そうなんです。

なんと妹が食べられてしまったんです。

ドラゴンに食べられた妹を助けるなんて無理そうな話ですが、ダンジョン飯の世界では切り刻まれた人間さえも復活することができるらしく( さすがにフンになった奴は無理らしいけど )。

まだお腹の中にいる妹を助け出すために兄がダンジョンへ行くというお話。

先述したとおり、ダンジョン探索には非常にお金がかかる。


特に食費!


だから食費を節約するために、モンスターを狩るを。

というのがこのマンガ。

うんで、冒険中にさまざまなモンスターを倒しつつ、罠を回避しつつ、いかにしてモンスターを捕まえ、調理し、美味しく食べるかというところがお話の中心になっております。


 

 ちゃんとした あらすじ 
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魔法があり、エルフがいて、ドワーフがいて、ハーフフットいて、人間がいて、モンスターがいる世界。
 

そんな世界で、ある日、墓地の壁から地下へと伸びる強大な空洞があらわれた。


その空洞からあらわれたボロボロの男はなんとその世界の王様で、その世界は魔物に襲われてヤバイらしい。

しかし、お約束とも言うべきかその巨大な洞窟のどこかには金銀財宝があって魔物でヤバイ世界の元凶である魔術師さえ倒せば国のとみをすべて与えようといって、ボロボロの男は消えてしまう。

かくして大海賊時代ならぬ、大冒険時代が幕をあける――。

そんな世界でそこそこの腕をもつライオス一行は空腹のせいでドラゴンに1人の女を食べられてしまう。

その女こそが、ライオスの妹だった!

チームメンバーのエルフの魔法によってダンジョンから脱出したはいいけれど装備品以外はなにもかもなくなってしまう。

いくら冒険者とは言え、金がなければ冒険に行くことはできない。

半ば諦めかけたライオス一行だったものも「 そうだパンがなければモンスターを食べればいいじゃない! 」の精神でモンスターを狩りつつ、ゆっくりと消化されている妹のもとへと急ぐ!


途中、大サソリを食べたり、バジリスクを食べたり、マンドラゴラを食べたりするが、これは生きるためであって決して趣味じゃないんだからね!

……というお話である。


 作品感想 

モンスターハンターみたいな作品というよりは、ほのぼのモンスターがいる日常系?

前々から興味があったので、思い切って購入してしまいましたがアタリでしたね!

絵柄も見やすいし、エルフの知的な雰囲気が( ・∀・)イイ!!

常識人であるからこそ苦労するってのが、これまたたまらない。


このマンガではモンスターを食べるということは、ちょっとした非日常行為であり、モンスターの調理法などは確立しておらずドワーフのおっさんにモンスターの正しい調理法を教えてもらうまでは、ライオス一行は弱小モンスターのまともな食べ方すら出来なかったのです。

ある意味、人類が動物を食べてきた歴史を垣間見ているような……。

お馴染みのスライムとかが臭みを抜くために柑橘系の植物の汁に洗われたり、干されてから食べるとか見るとなんかミョーに説得力があるんですよね。

ほら、うなぎも昔はその形から毒があると考えられていて蒲焼きのタレで食べるのではなく毒消しにしょうがをたっぷりぬって食べられてたって話もあるし、江戸時代ではフグを食べるのに許可がいらなくって、それで死人が出ていたなんて話もあったりして、実は「 食品 」として私たちの食卓に鶏や牛や魚がならぶまでには知らないだけで結構な歴史ロマンがあったりするんです。

ある意味、モンスターを食べるということは、こういった食文化の発生を垣間見ることなのかも知れない……なんてガラにもないことを言ってしまいましたが、とにかくこのマンガ面白い!

 

 グッときた一言 

食うか食われるか
そこには上も下もなく
ただひたすらに食はその生の特権だった
ダンジョン飯
ああダンジョン飯 

きっと、この大人の感想文史上もっとも短いグッときた一言になるのではなるんでしょうね。
確かに食うか食われるかの世界だったら『 食べる 』という行為は特権ですよね。
 

だって弱いモノは食べられることが前提ですから。
 

人間対人間以外の場所では人間は弱い。

作中も人間がかんたんにモンスターに殺されたりしているところを見るとこの世界は本当に弱肉強食なんだなーって思わされます。

でも絵柄とストーリーのせいで、あんまり悲壮感はないんですけどね。


 

 あなたも読んでみませんか? 

ネットなんかで話題になっているダンジョン飯ですが、ファンタジーの世界の食の探求という切り口はかなり面白い!

ただ対象年齢は結構上かな、って気が。

魔法ドーン!
斧でズバー!
剣でバスー!

みたいなド派手な戦闘シーンはほとんどなく、なんか淡々と物語が進む感じが好感をもてましたね、リアル路線って感じで。

魔法があったり、死人が生き返ったりするのが当たり前の世界でリアル路線って話もあれですが。

架空の世界を舞台にしたグルメマンガってよりは、架空の世界の食文化を考えるってお話の方が近いかも?

 作者について 

九井 諒子(くい りょうこ)
Pixiv出身のマンガ家。
2011年より商業誌にて作品の発表を開始。
2013年『ひきだしにテラリウム』で第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。

代表作に『 ひきだしにテラリウム 』『 九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 』『 ダンジョン飯 』などがある。



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みんな!エスパーだよ! 感想とあらすじ

小生、育ちが悪い割に下ネタが苦手で「 う○こ 」とか「 ち○こ 」とかあんまり言いくたないですね。

高度なシモネタも苦手です……。

ただこういうのってマンガだと面白いじゃないですか?

本日ご紹介するマンガ『 みんな!エスパーだよ! 』はテレビ東京でドラマ化され、映画化もされた由緒正しきお下劣マンガでございます。


  みんな!エスパーだよ! について 



作者はかの名(迷?)作『 デトロイト・メタル・シティ 』を描かれた大分が産んだスター若杉 公徳先生。

最近は進撃の巨人の作者さんに押され気味ですが、この人だって立派な大分出身の漫画家さんです。


お分かりのとおりこのマンガに登場する主要人物は「 エスパー 」つまり、超能力が使えます。


マンガ版とドラマ版では微妙に設定が異なり、マンガ版は大分の犬飼という非常にマイナーな地域のお話だったのですが( たぶんマンガの方が都会だ )ドラマでは愛知県に変更されています。

まぁ、愛知県も場所によっては田舎ですが、そのためキャラクターのセリフの方言が微妙に変わっているので見比べてみると面白いかも?


 3行でわかる みんな!エスパーだよ! 

高校生の鴨川嘉郎は思春期まっさかりのむっつりスケベ。ある日突然テレパシーが身についたのはいいけれど、世界平和なんて守れそうもない!恋する浅見紗英を守るためあれやこれやするけれど上手くいかない!どうしよう!


だいたいのストーリーはこんな感じです。

絵柄的にも分かる通りAKIRAとかそういうレベルの超能力はしばらくは出てっきません。

途中で路線変更したのでしょうか?

ストーリーが続くに連れ大分県だけでなく、日本全土を恐れさせる凶悪事件が多発するようになります。

どうする犬飼!

第1巻はゆる~く、エロ~く。

そして下品!

TENGAとか普通に言っちゃってますし。

その他もろもろライブドアブログの規約すれすれのお下劣なキワードが多数出てきますので、下ネタ耐性がない人は読まれる際にはご注意を。


 

 ちゃんとした あらすじ 

主人公である大分県野津町に住むふつうの高校生だった鴨川嘉郎(かもがわ よしろう)は突然相手の心を読むテレパシー能力に目覚める。

彼はそのテレパシー能力をつかって、世界を恋する東京からの転校生である浅見紗英を守ろうとするが、いかんせんテレパシー能力だけでは限界がある。

そんな折、同じく超能力に目覚めた人間がいると知り、調査に乗り出すがそいつらはことごとく残念な変態野郎ばかりで「 自分の欲望 」のためにしか超能力を使わない!

数々の微妙に使えない超能力をもつ仲間たちと騒がしくも平和な生活をおくっていた嘉郎だったが、彼らの前に残虐な敵があらわれる。

嘉郎は仲間たちと共に敵の凶行を止めるため、超能力者同士の戦いに挑むことになるのだが……?


 

 作品感想 

大分県に住んでいたこともあって、犬飼は知っている地域だったので野津が舞台だと知ったときには変な声がでちゃいました。


もともとテレ東の深夜ドラマだったころに見ていて、気に入った作品だったので、マンガも読んで見ましたが……。


個人的にはマンガ版よりもドラマ版の方が勢いがあってよかったかな?

サービスシーンも妙に生々しくてオカ……けふんけふんになるレベルだったし。


ヒロインの女の子も可愛かったし。


マンガはね、絵がね……。


うん、やっぱりクラウザーさんだわ。


というか、マンガに出てくるシーホースのマスターをしているキャラクターの永野輝光を演じるマキタスポーツさんが超そっくり!


もはや、あの人としか思えないレベルでそっくりです。


うん、すげぇ似てる。

しゃべり方とかもそれっぽいし、役者さんって改めてスゴイなと思いました( 小学生か! )。

 

 グッときた一言 

僕は僕の人生の主人公になれる

あなたの物語の主人公は、本当にあなたですか?

キレイごとを言えばみんな自分という物語の主人公。

でも現実は、主人公みたいな人生を歩んでいる人に比べて、自分の存在はちっぽけで惨め。

そんな人生を歩んでいて、特別な力に目覚めたら「 やっと主人公になれる 」って思ってもしょうが無いし、小生も多分思うでしょう。

でも、やっぱりみんな誰でも主人公なんだから、主人公として生きていくべきだよね!

もちろん、どんな物語の主人公かは人それぞれだけど。

 

 あなたも読んでみませんか? 

絵的にあまりスキじゃなかったですが、結構面白いマンガでしたよ!

下品な笑いが好きだという人なら大丈夫。
後半はちょっと毛色が変わるけど。

個人的にはやっぱりドラマ版がスキでしたね。

しょーもないストーリーなのはそのままでしたが、役者さんたちの高い演技力のせいでより奥行きのあるストーリーが繰り広げられています。

主題歌である高橋優さんの「(Where's)THE SILENT MAJORITY?」も良かったし、ユーチューブでも動画が上がっているので興味がある人は、マンガ、ドラマともに楽しんでみてはいかがでしょうか?
 

 作者について 

若杉 公徳
大分県大野郡犬飼町出身の漫画家。
代表作に『 デトロイト・メタル・シティ 』などがある。


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心理研究家ゆうきゆうのスーパーリアルRPG あらすじと感想

RPG好きですか?
小生は、ふつうです。

若い頃は、もっぱらスピード感があるアクションが好きだったんですが、最近だとFPS→シュミレーションRPGとゲームの趣向がおっさん臭くなっていることを感じます。

いや、アクションも楽しんですよ?
ただわざわざスキルを高めるために、ムダに同じ敵と戦ったり、レアアイテムをゲットするために何回もモンスターを倒したりすると飽きるんですよね、コレが。

さて、今回ご紹介する本は『 マンガで分かる心療内科 』シリーズを手がけてらっしゃるゆうきゆう先生とソウ先生の『 心理研究家ゆうきゆうのスーパーリアルRPG 』です。

どの辺がリアルかというと……!


  ゆうきゆうのスーパーリアルRPG について 

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タイトルにもありますように、現実味たっぷりのRPGの世界が舞台です。
一応、モンスターとか魔法(?)とか魔王(?)とかは登場するのですが( ハテナの意味はあとで分かります )さすが心理研究家といいますか、人間嫌いと言いますが、ゆうきゆう先生のRPGに対するご指摘は鋭い!


『 マンガで分かる心療内科 』よりもコメントはかなりビターですが、まぁ、ブラックジョークと思って読む分には問題なく面白いかと。


ただ最後まで「 それが現実 」というスタンスで夢も希望もないので、夢見がちなお子さまにはとてもじゃないけどおすすめ出来ないっすね。

それに、この本を読んだ後にRPGにする気にはなれないね……。



どうしてくれるんだ、ゆうきゆう! 
2度と純粋な気持ちでドラ○エできなくなったじゃねぇかあ!!!


 3行でわかる 心理研究家ゆうきゆうのスーパーリアルRPG 

現実はゲームみたいに甘くねぇから!たいだいゲームの中で薬草とか食うけどリアルだったらHPとか回復しねぇから?ってかHPとか生易しいもんねえから!ついでに言う心理学的に旅で親睦が深まるとか、むしろ逆だからね!!!


身も蓋もない感じですが、これが現実。
ネタで言っているなら良いんですが、どこまでも真剣に突っ込んでくるし、RPGの設定にチェーンソーで斬りかかってくる感じだから、読んでて笑えるけれど切なくなるね。

これは好きな子に、気がついたら彼氏が出来ていたレベルの切なさに近いものがあります。

いやーあれって辛いですよね~。
ずっと「 あの子かわいな…… 」と自分ひとりで彼女のことを愛でてたらいつの間にか、他の男とくっついて、一緒に下校して、そのまま「 今日親いないんだ…… 」って彼女が顔を赤らめて……。



あぁ!現実なんてやっぱり糞だ!!!!

 

 ちゃんとした あらすじ 
どこにでもいる平凡な少年である「 三郎 」( 名前からして平凡、しかも兄も弟もいないの三郎 )が小さなころからの夢である勇者になるために旅にでるけれど現実は全く甘くない。

そもそも三郎は伝説の勇者の末裔でもないし。
勇者になるためには役所に書類を提出しなきゃいけない。
さらに、さらに、女戦士は現実路線でマッチョなおばちゃん!


などなど、救いようのない現実が三郎を襲います。


一応、モンスターとかは出ますが、ゲームのお約束よろしくお金を持っているわけでもアイテムを持っているわけでもございません!


しかも、モンスターを殺したら動物愛護団体からクレームがくるし( どこまで現実的やねん )。


旅に出ている間に母親が再婚していて、妹がいる。
楽しいRPGとは違ったリアル過ぎるRPGがここにある!
 

 作品感想 
途中まで面白いんですけれど、オチが毎回決まっててダレた。

絵柄はすっげー好みなんで、読んでて面白いんですけれど、最後の最後までリアル路線で救いがないのが、ちょっと……。


やっぱり創作物にありがちなカタルシスというか、救いというか、そういうのが無いから「 こりゃ女にモテないわぁ……」って感じのことを思ってしまいましたね。


まぁ、わかっちゃいるけど現実って突きつけられるとイヤですよね。
人がせっかく「 宝くじが当たったら~! 」ってホクホクしていると他所から「 どうせ当たんないよ 」とか言われたら冷めるし。

新車を買って「 事故るよ 」とか言われたらお前を引いてやろうか~!

って気分になるじゃないですか、きっとね小生のイメージではゆうきゆう先生って彼女と食事とか行った時に「 死んだ動物の肉食べてる 」とか考えている人だと思うんですよ。


でも『 マンガで分かる心療内科 』とかの下ネタ全開のときは面白かったのに、今回の作品はそういった”下”の部分がマイルドになりすぎてて勿体ない、と思いましたね。

勢い不足!
でも、ブラックジョークの数々はとても笑わせて頂きました。
 

 グッときた一言 

それが現実。

きっと、この大人の感想文史上もっとも短いグッときた一言になるのではなるんでしょうね。

他にもいろいろと候補があったんですけどね、前後の状況を説明しないと何が何だか分かんないし。

『 心理研究家ゆうきゆうのスーパーリアルRPG 』 を表している一言なので、今回はこの一言を選ばさせて頂きました。
 

 あなたも読んでみませんか? 

ゲームって良いですよね、救いがあって。
小生も、どこか遠くの可愛い女の子しかいなくって、男女比率が圧倒的におかしい場所でモンスターを倒しながら優雅に暮らしたいものです。


さて。


そんなことは、ありえないって知ってるの。
そりゃあ、この世界には野生動物以外のモンスターなんていないし、野生動物を許可無くかってに殺そうものなら、こっちが犯罪者、うん、夢がない。


それに猟師にジョブチェンジしたところで、モンスターならぬ野生動物から思わぬ反撃を受けて死んでしまうことだってさもありなん。


倒した野生動物が必ずしもお金に変わることを考えると、実在するモンスターハンター( 猟師 )の職業も楽ではないようです。


そりゃあ、そうでしょうとも。
一体どれだけの人間が「 ピギャーピギャー 」苦しそうな声をあげて泣き喚く豚や牛を食べるためとは言え、殺せるのでしょうか?

少なくとも「 むやみやたらな殺生はいけません 」と教育された日本人には難しい話しなんじゃない?

小生はグロ耐性がないのでムリです、ええ、絶対に。


そいういうリアル目線で考えるとRPGって結構残虐。


ただ、この本は小ネタ的に心理学的な教えが、そこそこ書かれているので少しは勉強になります。


とりあえず「 面白いそうだな 」と思われた方はご一読ください。


 作者について 

ゆうきゆう/著書
2008年に「ゆうメンタルクリニック」を開院し、2014年には、皮膚科・美容皮膚科である「ゆうスキンクリニック」を開院している金がきっと有り余っているであろうお医者様。

主な著書に『 おとなの1ページ心理学 』『 2秒で本音がわかる心理術 』『 マンガで分かる心療内科 』シリーズなどがある。

ソウ/作画
マンガであり、イラストレーターでもある。
進研ゼミやDOMOの広告漫画なども手がける。
作画、イラストを務めた書籍に『 モテるマンガ 』『 出口汪の論理的に考える技術 』『 マンガで分かる心療内科 』などがある。



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